水琴ブログ

水琴窟から生まれた水琴。

江戸時代から京都の町家を中心に
工夫に工夫を重ねて
楽しまれた水琴窟。
ご主人の粋な楽しみとして
いろいろな町家に存在していました。
地元の京都の人に言わせると
昔はどこにでもあったよ。
と言われます。
昔の町家には必ず蔵がありました。
そして蔵に入る前には
手を洗う習慣があったのです。
その手水鉢の前にカメが埋められました。
その音色は、個人的な趣味として、
様々な工夫がなされました。
この間もある町家のご主人から
お電話をいただいて
昔からある水琴窟の調査に伺いました。
カメではなく石で空洞を作ってあるようでした。
これは珍しい。
でも水琴窟は音ですから、
見えるのは穴ばかり。
残念ですが、
音を楽しむのであれば
作り替えることをお勧めしました。
水琴は音、高周波を追求していますから
驚くほど音環境が変わります。
空間全体が変わってしまうのです。
避暑地に来たような
森林を感じるようになるのです。
高周波のパワーは凄いものですね。
水琴のパワーをまずはCDから体験して下さい。

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