水琴ブログ

風紋

5日を迎えて長いこと生きてきたなあと実感しました。というのも誕生日だったのです。鞍馬石の手水鉢を見ていると風と水が時間をかけて色を出していることがわかります。割ると中身は白い石なのですが、表面は赤錆てなんともいえない風合いを出しています。水の流れたあと、時間が過ぎたあとが石の顔を作っていきます。こういう年輪が本物なのかもしれません。今まで作ってきた水琴窟の数々は年輪を重ねたいい音を響かせているだろうか、うちのサービスは、私自身は、、、。去年より一つ風紋が増えたことに感謝する日でありたい、そしてそういう瞬間の連続でありたいと思った一日でした。

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