水琴ブログ

水琴ヒーリングコンサートが開催されました。

9月23日、京都会館第2ホールで佐藤陽子さんのバイオリン演奏、陳昌鉉さんのバイオリン、そして水琴。会場へ来られた方、ラッキーでしたね。これなかった人の為に報告しますね。
1部は水琴とのコラボレーション、バッハのシャコンヌを水琴とのコラボレーションで佐藤陽子が弾ききりました。素晴らしい。こんなに水琴とうねるようなコラボレーションが出来るとは、佐藤さんはただものではないです。私もステージで水琴のことをすこしお話しました。水琴は複数の音をミキサーで曲に合せて変化させるという前代未聞の方法で「演奏」しました。宇宙空間を織り成す水琴の世界でバイオリンの演奏は見事に舞ってくれたのです。観客は感動、感動。
そして、2部では、


東洋のストラディバリウスと呼ばれる陳昌鉉さんの登場です。陳さんの晴れ舞台を一目見ようと木曾町から町長ご夫妻初め多数の方々も会場へいらっしゃいました。陳さんのバイオリン作りの人生は、英語の教科書にも採用されるほどに、そして陳さんはステージで熱く語ってくれました。司会の武部さんも上手に陳さんのいいところを引き出してくれました。
そしてついにその時は来ました。
ストラディバリウスとガルネリと陳昌鉉のバイオリンで同一曲を弾き比べるのです。不安はありました。弾き比べに終わってしまうのでは。というのも品評会ではないのです。しかし、私の不安は吹き飛ばされました。水琴の前奏で始まる同じ曲を佐藤さんは、全く違う曲として3回弾ききったのです。最後の陳さんのバイオリンの演奏のときは感動のあまり涙が出ました。陳さんのバイオリンは、350年前のバイオリンの響きに完全に対等の立場で響いてきたのです。なんと2週間前に出来上がったバイオリンだそうです。楽器というものは長い年月の中で名演奏家が弾き込むことで音色が増してよくなるというのが常識なのです。ところが陳さんのバイオリンは2週間前に出来たところというのです。
陳さんは次世代に残るバイオリンを作っていきたいとおっしゃっています。数億円するストラディバリウスのバイオリン。陳さんのバイオリンは、、、。
そして水琴とのコラボレーションの中、アンコールを終え、おひらきになりました。
CDブックが会場で販売されていましたので、サインをさせてもらおうとエントランスへ急ぐと、なんと全部完売していました。10分くらいで完売したそうです。それもそのはずです、会場全体に水琴の音がランダムに鳴り響き、会場へ来た人の心をつかんだのです。
今週はいいことが皆さんに起こりますように。そう祈って会場を後にしました。
言葉では真実は語りつくせません。今度こういう機会があればぜひ参加くださいね。全く新しい世界観が出来上がっているのです。
それではこの週末は、品川と天王台でイベントがありますから、コンサートのお話も含めて楽しいお話をしたいと思っていますので、お立ち寄り下さい。それではまた。

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