水琴ブログ

8月が始まりました。

水琴窟って有名になったね。と最近言われます。水琴窟っていう文化を取り上げて10年様々なことをしてきました。この感覚を大勢の人に味わって欲しい。その思いは、海を渡り、ローマ法王にまで届きました。
最近海外では、様々な形で日本ブームが起こっていますが、さて、日本人は日本人たるや。文化活動をしているから、和服を着ているから、時代劇が好きだから、、、ではなさそうです。武士道に象徴されるなんとなく出来上がっている道。教義を何に委ねるでもなく心に道を作る精神性。大地に、太陽に、月に、星に、海に、山に、森に、火に、風に、神の継続性を知る感覚。侵略することなく自然の中に生きた時代には、当たり前だったこの感覚こそ、日本人の原点ではないでしょうか。意志を持って委ねること。欲求して委ねること。「ある」と言う共通言語は全ての物質に当てはまりますが、その中で無限に存在できるこの自由性こそ人間の本質ではないでしょうか。
世界では、主張の為に、憎悪の為に、殺戮が繰り返されています。人の命を奪う行為は、その無限の自由性を奪うこと。自分自身の無限性さえも崩壊させます。負の連鎖が少しずつ解け、笑顔が世界中に広がればいいなあと子供のように祈りました。
水滴の共鳴する無限連鎖音は、平和の音楽の一つになって欲しいものです。

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