水琴ブログ

水の世界の「渇」

今日、事務所に九州から水の楽器を研究していらっしゃる先生がいらっしゃいました。水の音で音階を作って音楽を演奏する機械のあれです。弊社の水琴窟がNHKで紹介されたときに同時に取材されていたので気になっていました。日本庭園でも滝壷に仕掛けをして滝の音を調整したり、小川に段差を作って音を出したりという工夫が昔からされています。水で音楽を奏でるという感覚は日本人の感性なのかもしれません。水は、波動を記憶するといわれています。高い波動の鉱物を通ってきた地下水や温泉は、その高い波動を記憶して私たちに与えてくれます。人間社会が作り出した世界をダイレクトに通っていった水は低い波動を記憶して酸性雨になって降り注がれます。禅の世界には「一喝」で邪気をはらうという方法がありますが、水琴窟はまさに水の世界の「渇」(かつ)なのかもしれません。倍音で高周波を多く含んだ音は、低い波動を一喝してくれます。水琴窟も水の楽器の一つです。他にもいろいろな形でこの効果が利用されることが期待されます。

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