水琴ブログ

献茶式に参加しました

本日、京都白峯神宮で方円流のお家元の献茶式が行われたので参加してきました。献茶式が終わって、お茶席ではおいしい玉露を頂きました。こんなに緑茶って美味しいものかと感心しました。久しぶりに長時間正座をしてすぐには立ち上がれない自分に反省。太ったせいかな。野点で頂いた煎茶も美味しかった。お茶の楽しみ方は色々ありますが、やっぱり一服の精神は飲み方に関係なくあって、水を飲むのとは分けが違います。家元曰く、「お煎茶は、喉の渇きを潤す為ではなく、心を潤す為に頂くものです。」納得。禅、声明、茶道、武士道、水琴窟などは、日本で完成あるいは誕生しました。日本の文化が独特な精神性を持っているのは、土着の信仰である神道に根ざしていることは言うまでもありません。共通するものは、静寂の中に何かを見つけること。新嘗祭の日に収穫された穀物に感謝し、お茶の一服に感動し何かを見つけた気になりました。

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